Root Flow Jersey
Root Flow Jersey
特徴
特徴
素材
素材
Index
製品開発にあたり
機能と気候のはざまで
INEIVEのシグネチャーアイテムであるRoot Woven
Jerseyは、その強いコンプレッションによって、体をコンパクトに引き締め、筋肉を保持し、確実にサイクリストのやる気を引き出してくれるウエアでした。特にあなたがウエアに起因するパワーロスを嫌うなら、その傾向は尚一層のことでしょう。しかしながらその効果をもたらしているストレッチ布帛生地は、極めて細い糸を高密度で織ることで成り立っている為、「優れた通気性」という観点では、一般的なサイクリングウエアに用いられるニット生地に軍配が上がります。
高温多湿の日本の夏、特に近年の猛烈な暑さはサイクリストにとっても大きな問題です。少しばかりエアロダイナミクス性能が犠牲になっても、通気性が高く体温が上がりにくいウエアが欲しくなるのは必然でした。酷暑の環境においては、気候に応じたウエアこそが、ライドのパフォーマンスを高めてくれることは、熱心なサイクリストであれば体感として理解していることでしょう。
もっと詳しく
通気性を向上させる素材選び
基本的な形状はRoot Woven Jerseyを踏襲しています。体温調節に影響が少なく、空力的にも有利だとされる袖ではストレッチ布帛生地を継続して用い、前後の身頃に通気性に優れた薄手のニット生地を用いる事で、日本の暑い季節でも快適に着用できるようにしました。通気性の向上に向けて採用したのは、微細なピンホール状の通気孔が無数に設けられた薄手の生地。近年、各メーカーにおいても同様の生地の採用が進みますが、INEIVEでは、その中でもバックポケットの荷物をしっかりと背中の上で保持できるよう、縦伸びの少ないものを選んでいます。
フィット感について
Rootシリーズの名に相応しく、レーシングフィットを採用しています。しかしながら、生地の変更によって伸縮性が向上していますので、幅広く皆さんの体系にフィットすることでしょう。Root Woven Jerseyほど着圧感は高くなく、気温の高い真夏のライドでも窮屈さを感じさせません。製品寸法はRoot Woven Jerseyとほぼ同じですが、生地の変更によって発生した問題を解決するために細かな調整が加えられています。
その他のディテール
各ディテールにおいて、Root Woven Jerseyからスペックダウンとなった点はありません。レースウエアの特徴的なディテールの一つである長めの袖丈。袖口は接着処理で薄く仕上げることで、肌との一体感が得られるようになっています。ファスナーには軽量で開閉がスムーズなYKKビスロンファスナーを採用。乗車ポジションでファスナーが余らないように前着丈は短めの作りになっています。もちろん、裾周りのフィット感を高めるグリッパーテープも健在です。
ツートーンの配色とカラー展開
Root Flow Jerseyは、ストレッチ布帛生地のホワイト/ネイビー/グレーの袖をベースに、コントラストの低い落ち着いたツートンカラーの配色となっています。Ice Blue(アイスブルー)の身頃は極々薄い水色。ペールトーンながら落ち着いた印象のブルーで、性別を問わずに着用いただけます。Slate Navy(スレートネイビー)の身頃はグレー味の強いブルー。Moss Gray(モスグレー)の身頃はモスグリーンとライトグレーの中間色のような色味となっています。
通気性の高い薄手生地の為、透け感が気になる場合はフィット感の高いベースレイヤーの着用がお薦めです。
サイズガイド
SIZE | XS | S | M | L | XL |
---|---|---|---|---|---|
バスト | 72-78 | 78-84 | 84-90 | 90-96 | 96-102 |
ウエスト | 63-69 | 69-75 | 75-81 | 81-87 | 87-93 |
ヒップ | 77-83 | 83-89 | 89-95 | 95-101 | 101-107 |
- タイトなレーシングフィット —— 平均的な体系の方にお薦め。
- 乗車ポジションでファスナーが余らない短めの着丈。
ケアガイド
- 洗濯の際はネットをご使用ください。ネットには単品で入れてください。
- 摩擦(特に湿った状態での摩擦)や水、雨、汗などで濡れた際、多少の色落ちや他の衣料に色が移ることがありますのでご注意ください。
- 表面の粗いもの(マジックファスナー等)との接触は生地を傷つける恐れがありますのでご注意ください。
- 柔軟剤のご使用はお避けください。
- 生地に直接溶着加工を施している部分は、洗濯や過度な負荷で剥がれたり破れたりする恐れがありますのでご注意ください。
- 機能性を重視した仕様の為、裁ち切り部分は着用や洗濯の繰り返しによりほつれる場合があります。